私はいつもそれが欲しいの【ねむようこ】ネタバレや感想は?
今回は、ねむようこ先生の『私はいつもそれが欲しいの』を読んでみた感想です。
会社の社長との不倫を描いた作品でしたが、読み終わった気分はスッキリしてました。
『私はいつもそれが欲しいの』のネタバレ!
主人公の塚田は、勤務してる会社の社長と不倫関係でした。
もうそろそろ終わらせてもいいけど、きっかけがないと終わらせられないと思っていました。
ひとりになるのは不安だから、次の男がみつかれば・・・
それに、会社では社長と毎日会うことも、別れづらい理由でした。
不倫とかじゃなくて、普通の恋愛ができる日はくるのかな?
こんなことを思っていたとき、同僚の平松のことが気になるようになりました。
平松はすごくさわやかな感じの青年で、CDを貸してくれては、お勧めの曲をはなしてくれたり。
気さくで友達のような感覚にもなっていました。
そんな平松と親しげにしてた様子を社長は、じっと見ていたのです。
社長は、塚田に「平松と仲良すぎだろ」と気に入らない様子でした。
平松にやつあたりするかのように、厳しい態度で接するようになりました。
塚田は社長に「平松のことなんてなんとも思っていない」というのですが、喧嘩に・・・
でも、その後社長は「平松と仲良くするのは嫌なんだ」と優しく塚田を抱きしめました。
塚田は社長がさびしい気持ちになっていることが分かって、別れ話まではなりませんでしたが・・・
そして、平松の突然の告白・・・
ある日、平松と塚田が会社で一緒に休憩をしているとき。
平松は、「付き合うとか、してみん?」と突然告白してきました。
塚田の返事は・・・
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『私はいつもそれが欲しいの』の感想は?
『私はいつもそれが欲しいの』には、塚田がチョコレートを食べる場面が2回あります。
このチョコレートから、塚田の気持ちがよく伝わってきて、私の好きなのところでした。
チョコレートを食べただけで、こんな気持ちになっていまうんだと思いました。
最初は、平松がくれたチョコレート。
甘くて、渋みとか苦味のないミルクチョコレートでした。
これを食べた塚田は、素直な恋愛を想像しました。
次は、社長がくれたチョコレート。
こちらは苦くて、涙が出てきて、これまでの辛いことを思い出してしまうんです。
同じチョコレートでも、味が違って、思いも違っていて、なんだか良かったです。
『私はいつもそれが欲しいの』はすごく短いストーリーの中に、嫉妬や淡い恋みたいなものが詰まっていました。
社長への愛情は薄れていても、社長のさびしいという気持ちに同情していました。
塚田自身も、ひとりになったらさびしくなってしまうから、なかなか離れることができなかったのです。
平松は、塚田が社長と不倫をしてることを知らなくて、好きになっていました。
でも、塚田が不倫をしてることを知ると、態度が変わってしまいました。
好意をもっていたのに、「見損なった」と言われてしまいました。
これはキツイ一言でした。
平松は、不倫なんて許せないし、真面目な恋愛をしたい気持ちがあったのかな・・・?
塚田は自分のことが醜いと思ってしまうんです。
ここまで読んでると、塚田はもう終わってしまう?
大丈夫なの?とすごく心配になってきました。
でも、最後はすごくスッキリとした終わり方になっていて、前向きな気持ちになれました。
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