カンナさーん! アラフォー編のネタバレや感想は?【暖かい話がたくさんでした】
今回は、深谷かほる先生の『カンナさーん! アラフォー編』を読んでみた感想です。
カンナさんの人柄良くて、すぐに好きになりました。
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『カンナさーん! アラフォー編』のネタバレ!
河東カンナは、40歳独身、子供が2人いて、職業はデザイナー。
今日は、保育園の初顔合わせで、保護者たちが集まっていました。
カンナは、一番に自己紹介をして、自らバツイチのシングルマザーだと言いました。
初顔合わせが終わると、カンナのところへ、私もシングルマザーですと挨拶をしてくる人が。
彼女の名前は、秋川ひとみ。
すると、私はシングルパパですという男性が2人やってきました。
一人目は、御法川で実家が喫茶店をしていました。
二人目は、医者をやっている宇野でした。
みんなは、シングルだとみんなの前でいいだせなくて、助かったとカンナに伝えていました。
そして、カンナの提案で、みんなでご飯を食べようということになりました。
みんな仲良くなって、ご飯もお開きというころ、秋川の婚活話に。
秋川は、定職がある人と結婚をしてちゃんと子育てをしたいと思っていました。
今の仕事はバイトで、30歳なのに手に職もないから、定職をもって自立するのは難しいと考えていたのです。
カンナは、秋川の婚活も気になるし、これからも一緒にときどきご飯をたべようと言っていました。
ある日、カンナと秋川が保育園で出会うと、婚活に進展があったと言われました。
婚活は順調で、相手は家業で弁当などの宅配をやっている35歳でした。
秋川の希望通り、専業主婦になるのもいいとまでいわれていました。
ところが、次のシングル会の集まりにやってきた秋川の元気がありません。
実は、結婚資金が400万円必要だけど、そんなお金ないと悩んでいたのです。
カンナは相手に出してもらえばと言いいました。
でも、秋川は、相手は400万円の何倍もお金を出すから。
これくらい出さないと立場がないと言うのです。
秋川は400万円を借りて、済ませることができれば思っていました。
そして、秋川はカンナたちに、「申し訳ないけど、400万円を貸して欲しい」と・・・
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『カンナさーん! アラフォー編』の感想は?
秋川は月に10万円ずつは返すからとお願いしました。
でも、カンナは「お金がないこと」を彼に正直に言えなきゃだめだと言っていました。
秋川はお金がまったくない自分を彼に知られたら、結婚がだめになってしまうと思っていました。
だったらその彼をここに連れてきて、本当の自分の姿を見せて欲しいとカンナは言いました。
秋川は、どうしても結婚がしたいから、彼を連れてくることにしたのです。
本当自分を見せて嫌われるのは怖いけど、見栄をはる自分は壊さなきゃいけないと思っていました。
秋川が連れてきた彼は、臼井達哉。
臼井は母が作った豪華な料理を持ってきて、はなしを聞いている本当に苦労知らずで、お金持ちの子供。
秋川にお金がないことが、どんな状態なのか理解しようにもできないような家庭で暮らしていたのです。
秋川は、子供のころ誕生日や友達からのプレゼントのお返しができなくて。
万引きをして友達にプレゼントを贈ったことがあると過去の自分を告白しました。
そこまで、はなしをして理解してもらおうとしていました。
すると、臼井は秋川の前のから消えてしまいました。
そして、1週間たったころ、臼井が秋川のところへやってきました。
臼井は、親の会社を辞めて、自立して、秋川と付き合いたいと言ってきました。
臼井は、秋川のことを嫌いになったわけじゃなくて、親に頼らず自分の力で一緒に生きていこうと決めていました。
あの場所から、いなくなったときは逃げ出してしまったのかと思いましたが、ちゃんと秋川のことを理解していました。
最初から、すごくいいストーリーで良かったです。
カンナさんは、おせっかいなくらい人の世話をするのが、好きなんですね。
会って間もないのに、カンナさんが集合といえば、シングル会のメンバーは集まってくれるし。
すごく、人望もあって人柄がいいのが分かりました。
私の周りにも、カンナさんみたいなひとがいれば、いいなと思いました。
一人で悩みを抱えているときに、読んでみると気持ちが楽になるストーリーですね。
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