王様ゲーム終極3巻のネタバレや感想【奈津子が死ななかった理由は?】
今回は、『王様ゲーム 終極』第3巻を読んでみた感想です。
夜鳴村の場面が、すごく怖かった2巻でしたが、ここで王様ゲームを終わらせるヒントは得られるのか?
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『王様ゲーム 終極』第3巻のネタバレ!
夜鳴村で、本多智恵美の父親らしき死体を発見した金沢伸明。
死体のそばにあった手紙に書いてあった鳥居に来てみると、墓地でした。
「奈津子 あんな鳥居の下に一人にしてすまない」
王様ゲームを終わらせる手掛かりがあることを期待する伸明。
ボロボロになったうさぎのぬいぐるみ?と小さな鳥居がありました。
そして、積み上げられた石のかたまり。
伸明がそこを掘り起こすと、人の骨が出てきました。
奈津子さん?
智恵美の父親は夜鳴村の出身で、王様ゲームの唯一の生き残り。
健太のはなしだと、奈津子の親も王様ゲームを体験している。
生き残りが2人いて、矛盾している?
伸明が考えを整理すると。。。
2人以上生き残る方法があると気づいたのです。
そのころ、本多家の廃墟の前でいなくなった美月を発見した健太。
美月は、自分と奈津子にメールを送って死ぬと決めていました。
健太はそれを止めようとするのですが・・・
危機的な状況の中で、健太は美月への思いを告げてキスをしました。
美月は「私と一緒に死んで?」と言いました。
結局、健太と美月は夜鳴村で、一緒に死んでしまいました。
伸明は、二人の死を見届けて、「王様ゲームを終わらせる」と誓うのでした。
集会所にあったヒントとなるノートを手にした伸明でしたが。。。
「終わらせる方法は×××」となっていて、肝心なところが隠されていました。
伸明は夜鳴村から帰ってきて向かったのは、松本里緒奈の家でした。
里緒奈に会うと、「奈津子は王様ゲームを体験してる」と言いました。
ネットの記事で、今と同じようなことが去年の夏に起こっていたが分かったのです。
その事件があったのが、奈津子が転校してくる直前でした。
ここで、伸明は奈津子が転校生であることを知りました。
奈津子はあの事件があった学校から転校してきたことも。
奈津子自身も王様ゲームの生き残りでした。
今の王様ゲームには、伸明と奈津子の2人の生き残りがいる。
すると、奈津子がここに現れて・・・
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『王様ゲーム 終極』第3巻の感想は?
健太は美月を助けようとしていましたが、2人とも死んでしまいました。
伸明の理解者として最後まで、一緒にいて欲しかったのですが。
健太と美月が死んでいくときの、やり取りがすごく悲しくて切なかったです。
美月への命令は、クラスメート2名に「死ね」と書いたメールを送ることでした。
だから、美月は自分と奈津子へメールを送って死のうとしていました。
健太は美月を生かすために、美月の意識を失わせて、健太自身と奈津子へメールを送りました。
奈津子はこれで死んだのと思っていたら、死んでませんでした。
美月の携帯電話は2巻で壊されていて、新しく機種変更した携帯電話では、メールが無効だったからです。
こいうところの設定が細かいのですが、これで奈津子は助かったわけです。
結局、美月は「死ね」というメールを出す命令に従えず、死ぬことに。
そして、健太は「美月を守る」という命令に、結果的に従えず死んでしまいました。
3巻では、王様ゲームを終わらせるヒントを求めて行った夜鳴村で、分かったことがありました。
生き残れるのは一人だけじゃないということ。
奈津子も別の王様ゲームの生き残りだったことも。
でも、王様ゲームを終わらせる方法は分からないままでした。
そして、3回目の命令が届きました。
「出席番号順に一人ずつクラスの誰かに自分の指を切断して与えよ」
今生き残っているクラスメートは、11人。
この命令は、パスすることができて、みんながパスすることがすることができれば。
無事に終わるはずだったのですが・・・
指を折られて夢を失ってしまうクラスメートもいたりして、すごく悲惨な状況でした。
奈津子は裏切られて、ピンチになってしまうのですが・・・
3巻はここで終わってしまいました。
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