中卒労働者から始めるのネタバレ感想【真実と莉央の出会いにドキドキ】
こんにちは、シナモンです!
佐々木ミノル先生の「中卒労働者者から始める高校生活」を読んでみました。
これ、すごく面白いです。
年齢も境遇も違う人たちが一つの教室に集まって勉強する。
私にとっては新鮮な内容で、とても興味深いものでした。
登場してくる生徒たちが、可愛いのも読んでて楽しい(笑)。
ここからネタバレもあるので、まずは試し読みを!
サイト内の検索窓に「中卒労働者」と入力すると読めますよ。
中卒労働者から始める高校生活のネタバレと感想!
18歳の片桐真実(かたぎりまこと)は、3つ下の妹・真彩(まあや)と二人暮らし。
父は刑務所に入ってて、母は事故で亡くなっていました。
真実は、中学を出てすぐに工場で働き始めて、妹の親が替わりになっていました。
真実も真彩と一緒に高校へ?
真彩はある高校を受験しましたが、不合格になってしまい、通信制高校に通うことになったのです。
真彩は、真実に仕事ばかりで高校に行ってないから、一緒に高校生になろうと誘ってきました。
でも、今更いいよと断りました。
「学歴(がく)がなくても俺はやれる。大丈夫だ・・・」
社長にも認められ、ずっと真面目にやってきた真実でした。
ところが、社長の友人の息子・梶原優が来て状況が一変。
梶原は、大学を出たばかりで、指揮係になって、仕切り始めたのです。
指揮係は、真実がやるはずでした。
梶原は大学卒で、真実は中卒、これだと仕方ないなと納得する社員たち。
すると、梶原が真実を挑発してきました。
「妹のために中卒で働いてんだよね。泣けるね」
真実は殴りかかり、騒然とした場面に・・・
真実と莉央の仲は?
真実は、梶原に馬鹿にされたことが、きっかけで真彩と同じ高校に行くことにしたんです。
ここにはいろんな生徒たちがいました。
子連れの母親、76歳のおじいちゃん、そして、お嬢様?の逢澤莉央。
真実と莉央は破廉恥な出会いで、その後も最悪の関係でしたね。
入学式で、二人は喧嘩をしてしまい、以来犬猿の仲になったみたいでした。
でも、野球をした体育の授業で、二人の関係はちょっとだけ良くなりました。
おじいちゃんが、川に落ちてしまったのを真実が助けて、一緒にいたのが莉央でした。
莉央は自分の服が汚れてるのも気にせず、川のなかに入ってきました。
その後、喧嘩で口元に傷ができていた真実に、絆創膏をくれたのが莉央でした。
そして、真実は莉央のことをここから意識するようになりました。
残業続きで、着替えもできずに学校にきてしまった真実。
作業服でも別にいいだろうと思っていたのですが、校門にいた莉央をみて、
隠れてしまいました。
真実はわざわざ一度家に帰って着替えてきたんです。
もちろん、1時間目の授業には間に合わず。
遅れてきた真実に莉央は、「おそよう」と。
そして、支部会で莉央と真実の家が近いことが分かりました。
支部会では、地区ごとの生徒が集まって、公民館で勉強するんです。
ここに、莉央も来ていました。
真実は、莉央が近所だと分かって、いつも作業服姿で歩いていたことを
気にしてました。
最初の出会いは、最悪だったんですが、莉央は真実と仲良くしたそうでした。
莉央は、「家近いのね」と言いました。
でも、真実は「だったらなんだよ」と冷たい態度。
真実は、中卒の労働者と見るからにお嬢様の莉央と仲良くできるわけないと
思っていたんです。
莉央はやっぱり大きな屋敷に住むお嬢様でした。
支部会の集まりだけでは足りないから、別のところで勉強会をすることになりました。
勉強会の場所になったのが、莉央の家だったんです。
家の中には、莉央の写真が飾ってありました。
真実は、今と感じが違って可愛いと独り言のようにいいました。
近くに莉央がいて、顔がちょっと赤くなっているみたいでした。
そして、勉強会が終わって、帰るときに突然、「逢澤のこと好きなんだ俺」と。
莉央は恥ずかしくなって、どうしたらいいの・・・と言っていたのですが・・・
感想など・・・
真実と莉央の関係ばかり気になってしまったのですが、他にもみどころたくさんの内容です。
子供を連れて通ってるお母さんのストーリーもすごく良かったです。
野球をした次のはなしなんですが、子供がすごく可愛いんです。
シングルマザーで、働いて、子供を育てながら、学校に通っていました。
あることで子供を叱ってしまい学校でいなくなるんです。
その後、無事に子供は見つかるけど、いなくなった理由がすごく感動的でした。
すごく暖かい気持ちになれる漫画なので、おススメですよ。
わたしは、スマホの電子コミックで「中卒労働者から始める高校生活」を読みました。
まんが王国というサイトだと、無料でたくさん試し読みもできますよ!
サイト内の検索窓に「中卒労働者」と入力すると作品がチェックできます。