こんにちは、シナモンです!
今回は、藤原晶先生の「オットに恋しちゃダメですか?」を読んでみた感想です。
夫に恋するって・・・どういうこと?と思って読み始めました。
『オットに恋しちゃダメですか?』のあらすじ
主人公のあかねは、精力が絶倫で彼氏ができて、エッチをしても満足できなかったんです。
あかねを満足させることができないからと、すぐにフラしまいます。
といきなりこんなところから始まって、主人公の性癖のすごさに驚いてしまいました(笑)。
あかねの会社では王子と呼ばれていて、イケメンの高橋拓也という男がいました。
27歳で社長賞をとってて、会社の企画部のホープで出来る男と評判。
会社の女子たちはキャーキャー騒いでいるけど、あかねは関わる気はなかったんです。
あかねは、王子は完璧すぎて疲れるし、エッチもお上品でつまらなそうと思っていました。
ところが、王子はゲイじゃないかとうわさになっていました。
彼女ができても自分が悪いの一点張りで、すぐに別れてしまうからです。
まあ、彼女とうまくいかないのも、あかねと同じ理由だったことが、あとで分かるんですが・・・
王子の弱い一面に・・・
あかねは一人でお酒を飲んでいたオカマバーで、王子と偶然の出会いをしてしまいました。
王子はお酒を飲みすぎて、自分は欠陥人間だといって、自分を責めていました。
その様子をみてたあかねに、王子は絡んできました。
あかねは、王子が欠陥人間じゃないですよとなぐさめるんです。
すると、王子は「君、いい奴だな」とあかねをじっとみつめました。
あかねはドキッとして、ドギマギとなります。
王子には関心がないと思っていたあかねですが、一人で飲んでて、弱音を吐く王子の一面をみてしまいました。
完璧だと思ってた人が、実はこんな弱さがあったんだと気づいたら、なぐさめてあげたくなりますね。
私は弱さをみせてくれるに人に弱いから・・・王子のことがここでいいなって思っちゃいました(笑)。
そして、あかねと王子はホテルへ行って・・・
『オットに恋しちゃダメですか?』の感想は?
ホテルへ行ってエッチをした二人は、お互いの相性が抜群で満足していました。
王子に驚いているあかねがおもしろいし、ここの描写はかなりエロかったです^^;
あかねは最高のパートナーを見つけてしまってんだ・・・これで終わりにできるの?
というのは、あかねは王子とは一晩だけの関係だからと割り切っていたんです。
でも、王子はあかねに提案があるといって・・・
結婚して欲しいと突然のプロポーズ!!!
あかねは、意味がわからない表情で、「一回やったくらいで、重いわっ」と。
王子のプロポーズは冗談でもなくて、セックスの相性が良かったから結婚して欲しいと言ってたんです。
王子はこれまでもセックスのことで悩んでて、それを話すとあかねも共感してました。
誰にも言えない悩みだけど、あかねと王子だったら分かり合えるんですね。
そして、ふたりは即結婚することになりました。
恋愛感情はなかったけど・・・
あかねは王子の前だと自分に正直でいられる気持ちが、強くなってしまったんです。
今までの彼氏とは満足してなくても、満足したふりをしなきゃいけないのが、辛かったんです。
あかねはある意味で特別だけど、気持ちが分かるような・・・
それで、結婚したは二人には、恋愛感情もないから、日常生活はうまくいきません。
王子は、東京の本社に栄転したから、あかねは地元を離れての生活になりました。
なので、あかねは友達もいなくて、さびしい思いをしていたんです。
このまま二人はうまくいくのかな~と思っていました。
ある日、あかねは王子と喧嘩して、地元に帰ってしまいました。
でも、これがきっかけになって王子を好きになって、頑張ろうと思うようになるんです。
そして、王子があかねを地元に迎えにきて、夫に恋することになるのですが・・・
エッチの相性が最高だからというきっかけで、結婚してまうなんて最初は理解不能でした。
でも、王子があんなに真剣にあかねにはなしてたのは、すごく悩んでいたんだろうなと思いました。
恋愛感情がなかった二人が、幸せになっていくストーリーで、楽しく読めました(笑)。