こんにちは、シナモンです!
今回は、『白馬の王子がついた嘘』を読んでみた感想です。
『白馬の王子がついた嘘』の感想
大富豪の娘のブレーはすっごく地味な女性なんです。
パーティーに行くのもグレーのドレスで、メガネをかけてて、化粧もなし。
まあ、グレーはパーティーにも興味がないし、早く帰りたいと思っていたからこれでいいんでしょうね^^
お父さんはブレーをパーティーで、いろんな男性に紹介して、はやく恋人をみつけて結婚して欲しいと思っていました。
パーティーでは、ブレーと結婚すれば、100万ドルの持参金までつけてくれるという噂にまでなっていたんです。
ブレーは冴えない女性と評判で、誰からも相手にしてもらうことはなかったんですが・・・
今回のパーティーで、父親がまたある男性をブレーに紹介してきました。
ブレーはまた父親のおせっかい・・・?と困惑してる様子でした。
父親は娘のことが心配になって積極的になっているのに、ブレーは他人事みたいでしたね。
でも、このパーティーで紹介された男性は、ブレーが最初に見たときに、ドキッとするようなハンサム。
この男性は、ギャビン・スペンサーで、マドックス社の稼ぎ頭だったんです。
スペンサーは、ブレーの噂ばなしを聞いていましたが、それを快く思っていませんでした。
そうです、スペンサーはブレーに出会ったときから、好意をもつようになっていたんです。
ホントに、舞台会に突然現れた王子様でした(笑)。
でも、ブレーはスペンサーのことを素直に受けれることはできませんでした。
いつものように、父親の差がねで、父親の顔を立てようとしているんだと思っていたんです。
ん~ブレーがここまで疑ってしまうのも無理がありませんね。
自分のことをもうあきらめようとしている感じでした。
そんなブレーにスペンサーは、一曲踊っていただけませんかと誘ってきました。
スペンサーはすごく紳士的で、なんの企みもなく、純粋にブレーに興味を抱いていたようでした。
言葉にはしませんが、スペンサーの動作にすごくドキドキしました。
どうして一緒に踊ってくれるの・・・?
父の顔を立てるだけだったら、ちょっとだけ話をして去ってしまっていいのに・・・
グレーはこれまでの男性と違うスペンサーの態度に戸惑っていましたが・・・
『白馬の王子がついた嘘』の感想は?
スペンサーは、グレーに対して紳士的に接していたのが印象的でした。
ブレーは自分のことを卑下し過ぎていました。
親しくしてきたハンサムな男性を疑ってしまう気持ちに、すごく共感できました。
ブレーには写真の才能があって、彼女が話していたセリフが素敵だなと思いました。
「人は誰でも見かけと違う本質をもっているものじゃないかしら」
ブレーは自分自身が写真の被写体になれば、自分の魅力に気づくはずなのにと私は思いました。
そして、スペンサーはブレーの魅力にさらに気づいていくんです。
彼女のことを真剣に見ているんですよ。
誰も気づいていない魅力を知ってしまったスペンサーの気持ちが、ブレーに伝わるといいなと(笑)。
これで終わり・・・?
ブレーはこのパーティーだけで、スペンサーともう会うことはないだろうと思っていたんです。
でも、スペンサーは別のパーティーに一緒に参加して欲しいと言ってきたんです。
ブレーにとっては思わぬ誘いでした。
スペンサーはブレーの肩に手を回し、恋人同士のようになってきました。
ブレーはまたドキドキして、今まで近寄ってきた男性とは違うと強く感じていくようになるんです。
ブレーの気持ちが細かく書かれているから、ストーリーにすごく感情移入してしまいました。
この漫画を読むと、ヒロインと一緒にドキドキしたり、悲しくなったり、うれしくなったりすることができました。
やっぱり好きな人がいて、恋するのはうらまやしいと思える作品でした。
自分には恋する自信はなかったけど、がんばってみようかなと前向きになれたのが、良かった!!